ペイペイ(PayPay)とは?店舗の導入方法、導入費用、加盟店登録メリット・デメリット

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キャッシュレス決済を導入する店舗が増えています。キャッシュレス決済とは、クレジットカード・電子マネー・スマホで支払えるQRコード決済などの現金を使わない決済です。

特にPayPay(ペイペイ)は、お客様にも店舗にも最も利用されているQRコード決済として人気です。

それではPayPayを店舗に導入するとどんなメリット・デメリットがあるのでしょうか?

ここではPayPayとはどんなものなのか、PayPayの導入費用・導入方法、PayPayの使い方、PayPayを導入する加盟店のメリット・デメリットについて解説します。

PayPayを店舗に導入するかどうか悩んでいる方はぜひご覧ください。

PayPay公式サイト⇒こちら

 

1.PayPay(ペイペイ)とは?

PayPayとは、PayPay株式会社により運営されるキャッシュレス決済サービスです。お客さんはサイフを持ち歩かなくてもスマートフォンでQRコードを見せたり、読み取ったりすることで支払いを行うことができます。

お客さんのPayPay登録は無料で、クレジットカードを登録したり、銀行口座やセブン銀行のATMからチャージしたりすることで支払います。

店舗のPayPay導入費用も無料で決済手数料や入金手数料も低いので、最も導入されているキャッシュレスサービスとなっています。

2.PayPay(ペイペイ)の導入方法 申込みから設置までの流れ

PayPayを申し込んでから、店舗で使うまでは約1週間かかります。導入方法は次の通りです。

1.公式サイトから申し込み
2.申し込み案内メールを受信してリンクへ
3.審査情報を入力
4.審査
5.導入キットの送付
6.初期設定
7.PayPayコードを店頭に設置
8.利用開始

まずは公式サイトから申し込みを行ってください。このときにメールアドレス、氏名、法人名もしくは屋号名、電話番号が必要です。

次に申し込み案内メールを受信したら、記載されているリンクから審査情報入力画面に行きましょう。そこでは個人の場合は本人確認証、法人の場合は法人番号が必要です。また営業に許認可証が必要な業種の場合は、許認可証のアップロードも行います。

審査結果は約2営業日後にメールで連絡されます。審査に通ると、登録住所に「PayPayコードキット」が送付されるので、初期設定を行いましょう。

最後に店頭にPayPayのQRコードが読み取れるパネルを設置すれば、使用可能です。

3.店舗のPayPay(ペイペイ)の使い方

PayPayには「スキャン支払い」と「コード支払い」の2つがあります。ここではそれぞれの店舗での使い方を解説します。

【スキャン支払い】
1.お客様がPayPayアプリから「スキャン」を選択
2.店頭のQRコードを読み取る
3.支払い金額を入力して「支払う」を選択
4.支払い完了画面を店員に見せて確認してもらう

スキャン支払いの場合は、お客様のスマートフォンの操作で支払います。このとき、お客様の支払い完了画面を見せてもらい、支払いができているかどうかを確認します。

【コード支払い】
1.お客様がPayPayアプリから「支払う」を選択
2.店員がお店のレジでPayPayを選択
3.お客様が表示したコードをレジで読み取る
4.支払い完了

コード支払いの場合は、お客様が表示したコードをお店のレジで読み取ります。

PayPay公式サイト⇒こちら

 

4.店舗がPayPay(ペイペイ)を導入するメリット

店舗がPayPayを導入するメリットはなんでしょうか。

4-1. 集客力がUPする

店舗にとっての1つ目のメリットは、集客力がUPすることです。

お客様にとってPayPayの利用には下記のようにメリットが多いので、PayPayを導入することで集客力がUPします。

4-1-1.年会費・手数料無料

お客様にとっての1つ目のメリットは、お客様に年会費・手数料がかからないことです。

クレジットカードには年会費がかかるものがありますが、PayPayに年会費は必要ありません。

支払い時にユーザーが手数料を払うこともありません。

4-1-2.支払いの0.5%がPayPayボーナスとして貯まる

お客様は支払いの0.5%をPayPayボーナスとして貯めることができます。PayPayボーナスはPayPayの支払いに使えます。

またPayPayボーナスは前月の利用分によって最大2.0%還元になります。

基本付与 前月の利用

今月の付与率 *2

決済回数50回以上 利用金額10万円以上
0.5%(Yahoo!JAPAN対象サービスなら1.0%)*1 +0.5% +0.5% 最大1.5%(2.0%)

*1Yahoo!JAPAN対象サービス……Yahoo!ショッピング、ヤフオク!、LOHACO、Yahoo!占い、Yahoo!ニュース、ebook japan、Yahoo!ゲーム、Yahoo!トラベル、PayPayフリマ、PayPayモール、GYAO!ストア

*2付与上限……1回の支払いで貯まるPayPayボーナスは7,500円相当まで。1ヶ月で貯められるPayPayボーナスは15,000円相当まで。

なおPayPayボーナスが貯まるのは、銀行でチャージしたPayPay残高で支払う場合、またはクレジットカードのYahoo!JAPANカードを支払い方法に設定して支払う場合のみです。Yahoo!JAPANカード以外のクレジットカードを登録して支払ってもPayPayボーナスは貯まりません。

4-1-3.大型ポイント還元キャンペーンが多い

PayPayは頻繁に10〜50%の大型ポイント還元キャンペーンを行っています。対象の店舗での支払いが20%還元になったり、特定の時間にコンビニで大型還元していたりと、毎月いろいろな大型ポイント還元キャンペーンを実施しています。

4-1-4.安全への取り組み

PayPayではお客様にも店舗と同じように、不正利用防止、相談窓口、補償制度が設けられています。

特に支払いの決済情報はすべて暗号化されているので、お客様はPayPayを安心して利用できます。

4-1-5.PayPay残高を送れる

ayPayは自分のPayPay残高を他の人に送ることができます。円単位で送れますので友達との食事の支払いで端数まで細かく割り勘でき、また飲み会での参加費も精算しやすいです。

このようにPayPayの導入で、店舗は大人数で利用されやすくなりるメリットがあります。

4-1-6.アイフォン、アンドロイドどちらにも対応

PayPayはアイフォンとアンドロイドのどちらにも対応しています。

他のキャッシュレス決済システムであるエアペイなどはアイフォンにしか対応していません。

アイフォン、アンドロイドどちらにも対応できるPayPayはお客様にとって非常に便利ですので集客UPにつながります。

4-1-7.PayPayを導入している店舗数が多い

PayPayを導入している店舗数が多いことです。PayPayはQRコード決済の中で最も加盟店数の多いキャッシュレスサービスです。

そのため既に多くのお客様がPayPayのアプリをダウンロードしていますので、PayPayの導入により、お客様の支払い手段が増えますので集客力UPにつながります。

4-1-8. Alipay(アリペイ)も決済手数料0%

Alipayは中国のネット通販で有名なアリババグループが提供する世界最大のアプリ決済サービスです。日本でもインバウンド需要対策として4万以上のお店で利用可能です。

Alipay利用者は、AlipayアプリでPayPayコードを読み取るだけで支払いできます。

店舗にPayPayを導入することでAlipayユーザーの来店が見込めます。

ただし、Alipayの利用には、Alipayの審査が必要です。

PayPay公式サイト⇒こちら

 

4-2.導入費用が無料

店舗にとっての2つ目のメリットは、導入費用がかからないことです。PayPayの導入は初期費用・月額固定費ともに無料です。

売上や支払いの管理は、スマートフォンかパソコンがあればできるので、レジを購入する必要もありません。

4-3. 決済手数料が低い

店舗にとっての3つ目のメリットは、決済手数料が低いことです。

クレジットカードなどの他のキャッシュレス決済では、支払い金額の数%が決済手数料として取られますが、PayPayは2021年9月30日まで決済システム利用料が無料になります。

2021年10月以降の決済システム利用料はまだ公開されていませんが、有料であることだけは決定しています。

4-4.入金手数料(振込手数料)が低い

店舗にとっての4つ目のメリットは、売上代金の入金手数料が低いことです。

入金口座がジャパンネット銀行の場合、入金手数料は永年無料。それ以外の口座は、月末締めの月1回入金の場合は無料、累計決済金額1万円以上で随時入金の場合は105円の手数料ですみます。

4-5.入金サイクルが早い

店舗にとっての5つ目のメリットは、入金サイクルが早いことです。入金口座がジャパンネット銀行の場合は、決済金額にかかわらず当月末締め、もしくは毎日締めが可能です。いずれも入金は翌日になります。

ジャパンネット銀行以外の口座の場合は、当月末締め、もしくは累計決済金額が1万円を超えたときに振り込みが可能です。入金は金融機関の翌々営業日になります。

ただし金融機関の営業日以外でも振り込みできるモアタイムシステムが採用されている金融機関では、営業日以外でも入金される可能性があります。モアタイムシステムが使えるかどうか事前に確認しておきましょう。

4-6.解約手数料が無料

店舗にとっての6つ目のメリットは解約手数料がかからないことです。

解約したい場合は、解約希望日の3ヶ月前までにPayPayにその旨を伝えるだけです。

4-7.手厚いサポートが受けられる

店舗にとっての7つ目のメリットは、不正利用防止、相談窓口、補償制度といった手厚いサポートが受けられることです。

【不正利用防止】
・端末認証の設定
・異なる端末からのアクセスは本人確認が必須
・登録した口座情報、カード情報の暗号化
・専任スタッフによる常時人的監視

端末認証の設定をすると、PayPayアプリにロックをかけることができます。ロックのパスは指紋認証、Face IDなど端末によって変わります。端末認証を設定しておくと、端末を紛失した場合の不正ログインを防ぐことが可能です。

また登録した端末以外からアクセスするときには、本人確認が必要になります。そのため外部からの不正アクセスを防ぐことが可能です。

さらに登録した口座情報、クレジットカード情報はすべて暗号化して処理されています。システムへのハッキングや決済情報のスキミング対策が可能です。

そしてPayPayのシステムは、機械による監視に加えて、専任スタッフによる人的監視もされています。機械では認識できない問題が発生しても専任スタッフが発見してくれます。

【相談窓口】
・24時間365日電話対応

【補償制度】
・不正取引の被害をPayPayが全額負担

他のQRコード決済で、ハッキングによる不正アクセスで、お客様のPayPayの残高、店舗の売上が盗まれてしまった事件が発生したことがあります。

このような事件が、万が一PayPayで発生した場合、不正による被害をPayPayが全額負担してくれます。

PayPay公式サイト⇒こちら

 

5.店舗がPayPay(ペイペイ)を導入するデメリット

一方でPayPayを導入するデメリットもあります。

5-1.すぐに現金化できない

PayPayで支払われた売上は、その場で現金化できません。最短でも翌日になります。

5-2.インターネットの通信状況に影響される

店舗もユーザーもPayPayの利用にはインターネット通信が必須です。そのためインターネット環境がない場合、通信が弱い場合は決済できない可能性があります。

5-3.スマートフォンが必要

お客様はスマートフォンがないとPayPayを使えません。

店舗はスマートフォン・タブレット・パソコンのいずれかがないと利用できません。

端末を故障・紛失した場合も支払いできなくなります。

端末を故障・紛失した場合は、スマートフォンを購入した店舗に問い合わせをしましょう。契約によっては保証や代替え機のレンタルができます。

5-4.チャージorクレジットカードの登録が必要

お客様がPayPayで支払うには、必ずPayPay残高のチャージもしくはクレジットカードの登録が必要です。

クレジットカードを登録していない場合は、PayPay残高が不足していると支払いができません。

5-5.レシート発行機、領収書は店舗が用意しなくてはならない

PayPayによる支払いの際は、レシートが発行されません。

レシートや領収書は店舗が別途用意する必要があります。

6.PayPay(ペイペイ)加盟店になろう

PayPayはお客様にとって非常にメリットの多いキャッシュレス決済サービスです。そのため人気も高く、多くの方がPayPayアプリをダウンロードしています。

よってPayPayを店舗に導入するだけで、集客UPが見込めます。

またPayPayは、導入費用や月の固定費が無料で決済手数料も低いので、費用負担が少ないことも店舗にとっての大きなメリットです。

PayPay導入により売上が増え、管理コストが削減されます。

PayPayを導入して、お店を業績改善、業績UPしてください。

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