アーリーアメリカンの意味と特徴
アーリーアメリカン様式とは、洋風住宅の中でもアメリカンスタイルの代表的なスタイルです。
歴史としては、アメリカがイギリスの植民地時代であった1700年代後半に建てられた様式の住宅で、建築方式としては、2×4工法で建築されることが多く、屋根が大きく窓枠や屋根に装飾が施されることが多いです。
アーリーアメリカン様式の特徴
1:ラップサイディング
幅の細い外壁を1枚1枚重ね張りしていき、横方向の模様になる工法で、日本でも、「鎧張り」「下見板」「横羽目」などと呼ばれ、木造の伝統建築でも見られます。
アーリーアメリカン様式の住宅ではホワイト、ブルーグレー、レッドなどの明るいカラーを外壁に採用していることが多く、ラップサイディングの重ね張りされた板に光が当たることでできる陰影によって様々な景観が楽しめます。
2:カバードポーチ
カバードポーチとは、1階の下屋を伸ばした大きなバルコニー。家と外の中間にある贅沢な空間で、セカンドリビングやアウトドアの場としても色々な使い方ができます。
3:インテリア
内部は、大きな三角屋根や窓を活用した天井の高い開放的な間取りが多いです。
リビングには暖炉を設けたり、ビンテージなインテリアスタイルも似合います。